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さきもりの会から得るもの もうひとつの考え

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定年前後の世代には比較的裕福な方がおられる。

彼らは若者向けの人気商品が気に入っていると限らない。
むしろ物足りなさを感じている方が多いのではないでしょうか。

1500万円の車の次はスーパーカーになるのはつまらない。
2000万円から3000万円の車の紹介があってもいい、と思っておられるかもしれません。

ある雑誌にやはりありました。

これは、極めて限られた人だけが実現できるに過ぎない「」でもある。

この夢を目指すこころは煩悩とは少し違う。

自分の全力を無理なくつぎ込む気持ちは自らの生き様を支える
この夢は人を思いやる心を保持しながら、
自分ができると信じることを無理なくやる際の道標(みちしるべ)となる。
好きな道へ案内する。

行く先がどんなものか、だれも保証しない。
しかしすすむ方向は定まる。推進力になる。生きるすべのひとつとも云えます。

中高年の方の中には、同じ感慨を持っている方がいるはずです。

この夢の世界にたどり着くにはさまざまな困難があります。
なかでも、がんになるのが最も辛い。

手術もいいが、術後に再び目指す、目指せるなら
目指すにふさわしい体が前提となる。

そうすると、
さきもりの会は、がんに傷ついた人がいたわり合い情報交換する場だけではない。

極めて限られた人にしか到達できない夢のような世界を目指して歩むとき
傷ついた心身を休め、再生するため立ち寄って休むところでもある

たとえていうなら、
世界最高峰の山々を目指し登頂しようと全力を尽したが、
不幸にして傷ついて立ち止まったとき、
再び目指すか、止めるかを決めるため、
立ち寄って仲間と交流し様々な考えや意見を踏まえ
じっくり考える余裕を与えてくれるところのようなものか。

そんな世界など目指したくもない方にはもちろん不要です。
これ以上、生きたくない人には不要です。
がんが自然と止めさせることもある。

しかしそんな中でも、この世に生まれてあの夢の世界を味わいたい人は
一度立ち寄ってみるのもよいのではないでしょうか。

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