仲間とのつながりがもたらす健康効果
仲間とのつながりが健康によいことが研究によってあきらかになっています。
健康寿命を延ばすために最も効果的とされているのは、
「人とのつながりを作ること」との研究成果があります。
アメリカで行われた大規模研究では
「人とのつながり」が長生きへの影響力が最も高いことがわかっています。
また日本の研究でも、
「人とのつながり」が寝たきりの危険度を下げることが明らかになってきています。
「人とのつながり」というと、
今や、インターネットやSNSで簡単に人とつながってしまう時代ではありますが、
実際に会って、おしゃべりをした上で人とつながりを持つのは
単に音声や文章だけのつながりとは一味、違いますね。
今はこのようなつながりが作りにくい時代のようです。
しかしながら、
さきもりの会では、つながり方として2つの場があります。
音声や文章のつながりだけではなく
直に会う機会も用意されています。
同じ好みを持つ方とのつながり方をお好みに応じて選べます。
ご参考 人とのつながりについて、ネット情報は下記。
hamsonic.net/bedridden-2/
swallowmouth.com/tv-gatten-hitotunagari-1784
www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180606/index.htm
さきもりの会での仲間とのつながり方
さきもりの会では仲間とのつながりはつぎの2通りがあります。
①直に会って話をする、いわば「対面交流」と
②個別に音声や文章でつながる、いわば「ネット交流」です。
対面の交流ではこれまで、
がんなどの難病経験者やがんに興味が高い方に向けて
開催場所をお知らせし定期的に行ってきました。
(メニューの「お知らせ」をご覧ください。)
対面交流の場は前半と後半の2つのセッションがあります。
前半は仲間とのおしゃべりの場です。出会いの場とも云えます。
後半は生きるを楽しむための情報交換の場です。
話の主題(テーマ)を予め決めて話し合う場とも云えます。
今後は、スポーツクラブとのパートナーシップに関連したグループを漸次設定してゆきます。
ネット交流では、
上記グループによる交流に加えて、
インターネットなどを利用して自由に個別に交流できます。
このような交流にどんなツールを使うかはお任せですが、
さきもりの会では二つの交流ツールを推奨しています。
ひとつは、ライン(LINE)社が提供するLINEです。
もうひとつは、Salesforce社が提供するチャタ―(Chatter)です。
これらの推奨ツールをお使いになれば、
グループが設定されているので、
たとえば、スポーツジムで話したことのフォローに加えて
やり方が分からないことや知りたいことを仲間グループに問いかけるのに使えます。
2つの交流ツール
人気のライン(LINE)と企業向けの チャター(Chatter)です。
さきもりの会ではこれらをそのフォローに使っています。
なぜ2通りのツールを推奨するか?
チャタ―:使い勝手よりも情報機密を重視されるかた向きです。
LINE:情報機密よりも使い勝手を重視されるかた向きです。
これらのことから、ひとつの使い方として
LINEは主として個別に深く交流したいときに使い、
チャタ―は情報秘密が必要な重要情報のやり取りに使えます。
これまでの歴史的な経緯はさておき、
それぞれを実際に使ってみた経験から言わせていただきます。
これは仔細な評価ではありません。それぞれ独特の使用感があります。
チャタ―は、企業向けに開発されたもので世界的に多くの企業で使われています。
企業機密保持において堅牢なシステムですが、
セキュリティが厳しいため、使うためには毎回ログインしなくてはならないなど、
企業システムに不慣れな方は操作方法に慣れるまで時間が必要です。
一方、LINEは企業システムに不慣れな方でも操作方法が比較的わかりやすいです。
ネット上にさまざまサポート情報が懇切丁寧に掲載されています。
半面、以前はセキュリティが心配でしたが、
最近はそのセキュリティレベルがかなり向上しているように思われます。
これらのことから上述のような使い方が推奨されます。