●さきもりの健康メモ、今日のテーマはダイエットの大敵『夜食』です。Top画面
 
●夜遅くまで食べないで!
 
「夕食はせめて20時までにはしたい!」そう思っても、なかなか無理な日もあります。
ダイエットの妨げになるとは分かっていても、「仕方ない」と諦めていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか。
 
また、帰りが遅くなって、ふと深夜にお腹がすいて何か食べたくなるときもあります。

しかし、『夜遅くに食べちゃいけないものがあるそうです。』
例えば、甘いものや脂っぽいものを夜遅くに食べると、ダイエットの妨げになりますし、
美容や健康のためにもよくありません。
  
■夜遅くに食べちゃいけないもの
  
1.濃い味付けのもの
 
濃 い味付け、つまり塩・しょうゆ・味噌・ソースなど、塩分が多い食事は控えるべきです。塩分の多い食事が吸収されると血液中のNaやClの濃度が上昇し、身 体から水を奪って尿量が多くなります。水を多く飲むようにもなるので、夜中にトイレに起きることにもつながり、結果的に睡眠の質が低下してしまいます。
  
2.大量の水・牛乳・ハーブティー
 
牛乳に含まれるカルシウムやトリプトファンに、寝付きを良くする作用があるとする報告は多く、また、ハーブティーにも一定のリラクゼーション効果があると考えられていますが、落とし穴は飲み過ぎです。
 
水分の過剰摂取は、当然夜中にトイレに起きることにつながり睡眠を浅くします。
 
3.甘いもの
 
これは、ダイエットの大敵だというイメージがありますが、その理由を医学的に分析すると、甘いものを就寝前に摂取するのと、そのエネルギーが、そのまま貯蔵に向かうことになるためです。

4.脂っこいもの
 
脂っこい、つまり脂肪の多い食事は、含まれるエネルギーが多いだけでなく、消化に時間がかかり、血糖値が高い状態が長く続くことにもなります。翌朝の胸やけにもつながるので、就寝前は控えたほうが良いでしょう。
  
5.アルコール
 
アルコールを飲んで眠ると寝付きはたしかに良いと感じるでしょうが、眠りが浅くなると言われています。
 
■夜遅く食べるときのポイント
どうして夜遅く食べたいときのポイントは2つ。
 1.噛む回数を多くする
 噛む回数を多くすることで、満腹感を感じやすいことはよく知られています。
 噛む回数を増やすには、弾力の大きいもの(干ししいたけ・油揚げ・こんにゃく・いか・たこなど)、食物繊維が豊富なもの(ごぼう・たけのこ・きのこ・海草など)を食べるのがポイント。 
※夜食には、煮物やスルメがよさそうです。
 
2、消化の良いものを食べる
消化がよければ、血糖値が急激に上がることも、消化不良をおこすこともありませんから、おかゆやよく煮たうどんなどといいかもしれません。

●以上のように夜遅く食べちゃいけない理由は、太りやすいだけでなく、健康面でもよくないからです。 
 
   ※今日の一言  夕食は早めに・・夜食は軽めに!