ある大手病院で治療するがん患者の訴え。
『難病です。今のところ効く治療の手がない。でも
効きそうな抗がん剤治療をすると言われた。
でもその抗がん剤治療をやっています。』
と、元気に言い切った後、
『実は知り合いのXXX治療(標準治療でない)をやる予定なんです。』
とも言っておられた。
その後どうなったかは不明ですが、
その有名大手病院でさえ
手に負えない「がん」があることを
現実にお聴きしショックを受けた。
しかし、最近の医療進歩に頼もしさを感じる。
この3年ほどその進歩をWatch&Followしてきたが、
頼もしく思ったことは次のこと。
- 量子メス
- スーパーコンピュータ解析によるがんの原因遺伝子特定とそれに対する最適治療薬提示
- 分子標的薬の開発が続々
一方、
残念に思ったことは
- 患者不在の免疫治療で免疫治療全体の評判が失墜
- 抗がん剤治療、信奉者の苦しみ
- 漢方薬治療の限界
結局、
治療は日進月歩で新しいものが出てくる時代になったが、
当然のことながら、その治療が自分に効く保障などない。
しかしそもそもそれがあることを知らないとできない。
なので、
まず、日々出てくる新しいものを知る。
次にその一般的な評価を踏まえる。
そして最後は、
自分にやるかどうかは自分で決めるしかないのだと
思い出した。
そういえば、
8年前、樹状細胞療法をやる判断は孤独だったなぁ~
日進月歩の治療をWatchし
その内容や評価をFollowされたい方は
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