さきもりの会は
自分に似かよった人ががんと向き合ってどうだったか、
どうなっているかを知って、自分に合ったがん対策を見つけ出す場です。
自分に似かよった人かどうかは現実に会って話さないとわかりません。
その方とお会いして、その息遣い、話し方や声色などすべてをお聴きして
はじめてわかるかもしれないものだからです。
ですから、自分に似かよった人ががん患者でおられたら、それは非常にラッキーなことです。
そしてその方の生き様やがんに対する取り組み方は
自分なりにがん対策をたてるときに非常に役立つものです。
そもそもどんながん対策があるのかは
単に本を読むだけではなく、それをやった人の視点で知らないと使い物にならない。
一般論は個別論とはしばしば違うからです。
さきもりの会では、
そもそもどんな対策があってそれが実際にどうだったか、実践者から聴ける数少ない機会なのです。
さきもりの会は独立です。
特定の医療機関(病院やクリニック)や製薬会社などの企業バックアップは一切ありません。
従って、医療従事者や製薬の専門家が話題やテーマを提供するわけではありません。
さまざまな患者中心で運営しています。
それでもというか、だからというか、
さきもりの会には良さはいろいろあります。
大きいことは、
治療に関する話題が「標準治療」に限定されないことでしょう。
未だに第四の標準治療にならない免疫治療にも話が及びます。
再生医療やAIにも。
特定の医療を広告宣伝するわけではありません。
しかし、注目度が高い治療に話題が向かうのは自然なことです。
また個人攻撃は抑えた上で、医師やクリニックの姿勢や対応、
さらには時間が許せば宗教的な話に及びます。
話題は自由ですが、誹謗中傷は禁止が約束です。
こういった話題の多さ・広さがさきもりの会の特徴、違いと云えます。