12月さきもり会はすでに案内しましたように
12月19日14時頃(第3土曜日)からいつもの会場、ココネリで行います。
今回も書籍「白骨に学ぶ」を題材にその著者からご案内があります。
配布するレジュメの一端をつぎにご紹介し、
併せて前回の感想と今回の期待などもご紹介します。
■前回(11月)レジュメ抜粋
●「一切皆苦」
原始仏教は宗教というよりも哲学(神話がない)
欲望充足のための祈祷がない
(現行の仏教宗派の多くは現世利益)
・・・・・
■今回(12月)レジュメ抜粋
●「不浄・白骨観」―-苦・不浄・無常相からの離脱――
白骨観の系譜
苦は〈生病老死〉(もっと生きたい、健康でいたい、年を取りたくない)等の
欲望・執着の世界に生きていることから生じる
・・・・
「秋風の吹くたびごとにあなめ あなめ」
(美人であることの驕慢の果てに野山に屍をさらし、髑髏になっても往生・成仏できない様子は
九相図に発展する要素をもつことから、九相図の多くが小野小町と結びつけられた。
■次回(1月)レジュメ抜粋
●風葬から建碑へ
・・・・
●無墓葬(むぼそう) 墓をつくらない古代の風習
・・・・・。
❖前回の感想など
原始仏教では「古いお寺には墓地がない」こと、「欲望充足の祈祷はない」ことを知りました。
人生、一切快苦といわれても下をみてしまう。
苦しんで治療するのが人生だと言われても暗くなる。
しかし生きるとはそもそもそういうものだと観念するとき何か妙に心が落ち着くのを感じる。
堂々と生きる、じっくりと腰を据えて生きる、とはこのことなのか。
今回は白骨のいわば「核心」に入る。
九相図や墳墓を概観し全体として日本本来の姿を紹介してくれるという。
すなわち、日本本来の風土、風習などから浮かび上がる日本本来の姿を教えてくれるという。
そのなかで、生きる意味合いを考え、自由に話し合いましょう。
なお、
今回はリモートと同時にやります。リモート会議用アプリを試します。
なので、
少し時間はあるが会場に移動したくない方は
スマホなどの音声通話のみで参加できます。
(いまのところLINEを使う予定です。お申込み時に案内します。)
《もちろん機密厳守!が約束》
・健康問題で「生きる」に悩まれているかた、
・身内にがんなど重病者がおられるかた
・仏教に興味あるかた、など
生きる意味を改めて考えたいかたの参加をお待ちしています。
ココネリの席数に限りあります。
会場に参加されるかたは特にお申込みお願いします。