第55回さきもりの会(2020年11月21日土曜日に)は、いつもの会場で開催しますが、
参加者の枠組み拡げるとともに、
生きる選択肢を広く学びながら
「生きる」ことを考えましょう。
今回から、
参加者の枠組みを拡げて、
がんなど重病経験者やその家族に限定しません。
具体的には
・健康問題で「生きる」に悩まれているかた、
・身内にがんなど重病者がおられるかた
・仏教に興味あるかた
のご参加をお待ちしています。
また生きる選択肢の拡大として
今回は「仏教」にフォーカスし、その基本的なことを学びます。
生きるとは「苦」だと仏教の「教え」は語ります。
一方、がんを克服して生きようとする私たちがいます。
その中で「白骨」が知らせてくれることを考えながら
がん宣告に出会ったときどう対処するか
がんとともにどう生活するかなど実証的に考えていきましょう。
その参考に
「白骨に学ぶ」に関して
第1回は「一切皆苦」という「教え」の背景を訪ねます。
第2回は「白骨」≒「無常」から知らされること「教え」を訪ねます。
第3回は風葬、樹木葬、散骨葬などの意味を考えます。
全3回シリーズを通じて「生きる」ことを考える参考とします。
ちなみに、新たにお迎えした
司会役・調整役(Facilitator)のかたのお考えの一端を紹介します。
「ガンであることを告知されたとき、反応は様々でしょうが、・・・・。
人間の反応の根底にあるのは、本能としての「生への欲求」です。
「生への執着」から離れられれば、死に対する不安は消えるはずですが、
それが出来る人間はいません。
それと言うのも、生まれつき人間には「生への欲求」が組み込まれているからです。
人間である以上、「生への欲求」から離れられません。
それが出来るのは人間でなくなったときです。
つまり、死ぬまで不可能です。」
さらにもう一節、
「現世でどれだけ執着し、熱中したものも、やがて空しく消えてしまうのですが、
そのことが分かっていても、欲望を抑えるのは至難の業です。
ほどほどに熱意を限定して、後の世のために役立てることが出来れば、
申し分ありませんが、たいていは○氏の山草園と同じことになってしまいます。
人間はそのような愚を際限なく繰り返します。」
なお、さきもりの会では秘密厳守がお約束です。
また、会場施設のルールに従いますのでご了解ください。
ご参考
11月さきもりの会はいつもの会場で開催します。
開催日時:2020年11月21日土曜日14時から16時頃まで
開催場所:ココネリ(区民・産業プラザ)3階研修室5
なお、リモートでの話合いをご希望のかたはご連絡ください。